マンドリンオーケストラ 名曲めぐり 「ロマン的間奏曲」 作曲：A.カペレッティ　Cello・Bass補筆：松本譲 　作曲者、アルリーゴ・カペレッティ（Arrigo Cappelletti, 1877.1.16 - 1946.10.16）はイタリアの作曲家・オルガニスト。「チルコロ・マンドリニスティカ・フローラ」の指揮者として活躍しました。1911年に開催された、イル・プレットロ誌主催の第4回作曲コンクールで、N.ラウダスの『ギリシァ風狂詩曲』、S.ファルボの『序曲ニ短調』と共に第1位に入賞した「劇的序楽（劇的序曲）」が代表曲と言えます。その他のマンドリン合奏曲として、「マンドリン賛歌 フローラ」「神秘」などの著名な作品があります。 　なお、1949年生まれのお孫さんがArrigo Cappellettiの名前を引き継いでおり、ジャズピアニストとして活躍しています。 　この「ロマン的間奏曲」は、イル・プレットロ誌に掲載された4パート編成の作品で、1927年にイル・プレットロ誌に掲載され、同年に開催された合奏コンクールでの上級クラスの課題曲となっています。 　松本譲氏がCello・Bassを補筆されたスコアになっております。（吉水秀徳） 参考音源 https://www.youtube.com/watch?v=cEPLyR85fTw